03/14/09 曲を書くということ。 by コセン
昨日はオレらのレコード会社バップで何本かの取材を受けました。取材って雑誌は違えど、大体決まって聞かれる事がいくつかあるのですが、そん中でもよくあるのが「新曲の○○は何かコンセプトとか最初にあって書かれたのですか?」ってやつです。オレは正直いつも困ってしまう。正直なところを言えば、部屋で「ラララー♪」とか「フフフー♪」とかその時のテンションまかせで叫び、楽しくやってただけだから。でも昨日はそう答えてる自分が無性に恥ずかしく思えた。
レノンは?ディランは?カートは?吉井和哉は?挙げれば沢山出てくるけど、オレの好きなレジェンド達はどうだった?そんな事を思い出して頭がいっぱいになりました。
僕らの新曲ピカピカの歌詞で、ユウはピーキー初と言ってよいぐらいの応援メッセージを書いてきました。
思いを伝えるんだって事。いつの間にか忘れてた気持ちでした。だから次はオレもメロディを作る時、第三者への正直な気持ちを込めてみようと思います。
インタビュアーさん、また聞いてください。「何を思って書きましたか?」と。次は多分あるはずです。ライバルばかりの音楽業界で、手の内、全部は明かせないけど。
P.S.
仲間の名誉のために書いておきます。新曲『ピカピカ』はメロディの段階でキミヒデはちゃんとしっかりコンセプトはありましたよ☆